試験設備には、原料調整機器(離解機、叩解機、除塵機)が備えられていますので、実機試験運転が可能です。「新技術・新製品の実用化」、「資源のリサイクル・リユース」、「産廃物活用」などの研究、開発にお役立て下さい。
- 原料調成機器を配置し、あらゆる原料(木材パルプ、非木材パルプ、古紙パルプ、化学繊維など)の調査、研究を行います。
- 原料特性(繊維数、繊維長、繊維幅、繊維粗度、フィビリル、キンク、カールなど)の分析を行います。
- 実際の操作条件と同様に連続処理が行われます。

【原料通過料と動力原単位の関係】
HC型高濃度クリーナーは4つの型式から、運転条件(通過流量と処理濃度)により選定させて頂きますが、選定した型式中にも流量範囲、濃度範囲があります。
高濃度クリーナーの出入口圧力計差圧による正確な通過流量を判断できるようにグラフ化し、差圧と通過流量の関係を示しましたので、操業にお役立て下さい。
| 試験項目 | 適応機種 | |
|---|---|---|
| 離解 | フレーク、分散 | パワーファイナー、アシストファイナー、パルパー |
| 叩解 | カッティング、フィブリル化、フリーネス | ダブルディスクリファイナー |
| 除塵 | 粘着・微細異物除去、分散・分級 | パワースクリーン、リジェクトスクリーン |
【叩解機の繊維経常比較】

【離解後の繊維経常比較】
