Double Disc Refiner

紙質・地合を決定するリファイニングは製紙工程の要です。

Double Disc Refiner

紙質・地合を決定するリファイニングは製紙工程の要です。

  • 油圧操作のためプレート刃間隙は自動的に追随し、理想的な叩解ができます。
  • 高負荷運転に発生しやすいメタルタッチ及び異常磨耗が解消できます。
  • ランナーフローティング機能を守る、ローラーカップリングを使用しています。
  • 刃物交換作業は容易に行うことができます。
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【リファイニングプレート】

各種原料の叩解に適した豊富な刃型をご用意しております。

  • 刃型の選定につきましては、下記条件をご連絡ください。
  1. 原料種類
  2. 処理量
  3. 濃度
  4. フリーネスドロップ

【操作盤】

  • 主電動機の運転、停止、操作圧力の増減、ステーターの加圧、開放、種切れ警報、操作電源などのスイッチ及び主電動機電流計、操作圧力計を備えています。
    更に遠隔操作を可能とし電動機負荷による自動制御やフリーネス値による自動制御で操作できます。
  • 油圧機構の一部の加圧・開放切替弁、減圧弁、スロットル弁など内蔵しています。
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<メイン画面>本両面から油圧ポンプ、主電動機の運転/停止操作、加圧/開放操作をおこなう。動力機器、パルプ状態、及びデジタル値のモニタが可能

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<設定画面>運転に関連するパラメータを設定する画面。入力可能条件成立時、設定値をタッチし、テンキーにて数値を入力。
<調整画面>装置をメンテナンス調整する画面

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<I/Oモニタ画面>シーケンサの入力信号をモニタする画面。

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<異常画面>発生中の異常メッセージを表示する画面。異常が解除されるとメッセージは自動消去される。

【油圧ユニット】

従来の油圧ユニットのイメージを一新する逆U字形状の採用により、軽量コンパクト設計を実現しました。

  • 電動機と油圧ポンプをタンク内に収納することによって、軽量、全高の低い外形を実現しています。
  • 逆U字形タンク形状による放熱面積の増加、及び電動機の冷却ファンの風も利用した空冷方式の為、放熱が良好であり油温の上昇を抑えられますのでタンク油量が少なくて済みます。
  • 戻り管路にフィルターを標準装備しておりますので、システム全体の長寿命化をさらに進めました。
  • 低騒音ポンプの採用とタンクの遮音効果により、運転音が低減されています。
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【メカサーボ(負荷制御機構)】

  • 遠隔運転での加圧時のメタルタッチが防止できます。
  • 低負荷運転において確実な負荷コントロールが可能となります。
  • 高負荷運転に発生しやすいメタルタッチ及び異常磨耗が解消できます。
  • フリーネスターからの信号により安定したフリーネスコントロールが可能となります。
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【Double Disc Refiner Specification】
型  式 OHD 14-150型 OHD 20-250型 OHD 26-400型
処理量(T/D) 15~30 20~50 50~100
ディスク径(mmφ) 354 506 658
入口濃度(%) 3.0~5.5 3.0~5.5 3.0~5.5
入口圧力(kg/cm2) 0.5~1.5 0.5~1.5 0.5~1.5
出口圧力(kg/cm2) 入口圧力+1.0~1.5
設備動力(kW) 75~110 150~220 220~350
標準回転数(50/60Hz) 4P/6P 6P/8P 8P/10P
本機重量(kg) 1,000 1,500 3,000